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環境ニュース[国内]

イギリス 「ごみゼロ区域」プロジェクト 実施サイトを決定

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2008.10.31 【情報源】/2008.10.21 発表

 イギリスのケネディ閣外大臣(環境担当)は10月21日、「ごみゼロ区域イニシアティブ」プロジェクト対象地域を発表した。これは「廃棄物戦略」の一環として、廃棄物による環境影響を最小にする、家庭や職場、地域コミュニティでの取り組みを地方自治体から募集していたもの。
 革新的で再現可能なイニシアティブの実施者として選ばれたのは以下の6ヶ所。
(1)ロンドンのブレント区:2009年9月までに20カ所のグリーンゾーンを設置。住民によるグリーンチームや活動状況がわかるGIS地図を作る。
(2)ミルトンキーンズ市のシェンリー・チャーチエンド:1500件の一般家庭、2つの学校や多くの一般企業でごみの削減。
(3)ノーフォーク県のキングスリン:チューズデイ・マーケットの歴史的地区等で“ごみゼロ”を推進。
(4)ロンドンのレヴィシャム区:エコストリート・イニシアティブを実施。100軒の建物を対象に専門家のアドバイスなどを提供。
(5)ピーターバラ市:ごみゼロ中心街イニシアティブを実施。対象はカテドラルスクウェアと周辺ストリートや200件の店舗やオフィスを含む大型ショッピングセンター等。
(6)ウエスト・ミッドランズ・リージョン:ごみゼロ・リージョンを目指す。大量の廃棄物を出す企業や団体を重点対象とし、地域内の廃棄物インフラのニーズを特定、連携を強化する。
 ケネディ大臣は、「イングランド全域で、斬新なアイディアと共通の決意により、地域が一丸となって廃棄物問題に取り組んでいる」との認識を示し、「この6ヶ所における試みは、国民や企業が廃棄物に対する考え方や対処方法を変えるのを手助けするものだ」と期待を述べた。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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