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環境ニュース[国内]

ドイツ連邦内閣 バイオ燃料促進変更法案を承認

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2008.11.04 【情報源】/2008.10.22 発表

 ドイツ連邦内閣は、10月22日、バイオ燃料促進変更法案を承認した。この法案は、バイオ燃料と食糧となる作物の作付けに関する対立を回避するとともに、バイオ燃料の拡大の目的について、これまでよりも、温室効果ガス排出量の効果的な削減を重視することを目指すもの。また、2009年の初めには、燃料への混合の割合を6.25%とする予定だったが、これを1年先延ばしすることにした。
 法案の概要は下記のとおり。
●燃料への混合の割合は、2009年は5.25%、2010年に6.25%に高め、2014年までこの値を維持する。2011年には、特に、バイオ燃料の生産過程での持続可能性に重点を置いて、混合割合に関するレビューを行う。
バイオガスを加工したバイオメタンガスも、オットー燃料に占める混合割合や全体に占める混合割合に含めることができる。ただし、バイオメタンガスの生産過程で、一定の基準(気候へのトータルな影響を考慮)を満たしたものにのみ適応される。
●純植物性のバイオディーゼルにかかる税金は、今後数年間、これまでよりも、1リットルにつき3セント引き下げられる。
●バイオ燃料の混合割合は、2015年以降、温室効果ガス削減への寄与度を基に決定する方法に変更される(生産過程での排出量も考慮)。
【ドイツ連邦環境省】

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