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環境ニュース[国内]

フランス 環境グルネル第2法案を提案

環境行政 法令/条例/条約】 【掲載日】2009.01.19 【情報源】/2009.01.06 発表

 フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省のボルロー大臣は、1月7日、本年最初の閣議に、環境グルネル(環境懇談会)の約束を実施に移す2つ目の法案、いわゆる「グルネル第2法案」を提出した。
 これは、環境グルネルで示された約束と実施委員会の提案を法律に変換するもの。グルネル第1法案に類似した形態で、(1)建物と都市計画、(2)運輸、(3)エネルギーと気候、(4)生物多様性、(5)リスク、健康、廃棄物、(6)ガバナンスという6つの主要分野について、対策が盛り込まれている。
 主な内容は次のとおり。
(1)建物と都市計画:建物のエネルギー性能の向上、都市計画法典の強化
(2)運輸:都市・都市近郊における公共交通手段の開発促進、高速道路料金制度、流通でのモーダルシフトの促進
(3)エネルギーと気候:省エネと温室効果ガスの排出抑制、再生可能エネルギーの促進
(4)生物多様性:農業、緑の織糸(緑化による景観形成)と青の織糸(水域のネットワーク構築)、生物種と生息地の保護、水資源、海洋
(5)リスク、健康、廃棄物光害騒音、健康リスク、廃棄物対策
(6)ガバナンス:企業と消費者、環境影響評価、世論調査、情報提供・協議の改善
【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省】

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