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環境ニュース[国内]

ドイツ 再生可能エネルギー市場促進プログラムのガイドラインを発表

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2009.02.10 【情報源】/2009.01.26 発表

 ドイツ連邦環境省は、再生可能エネルギー市場促進プログラムの新しいガイドラインを発表。再生可能エネルギーの熱部門の助成額は、2009年、4億ユーロとなる。
 さらに、2008年の市場促進プログラムの成果として、15万件以上の投資案件に対し、2億3600万ユーロの助成金が支払われたことを発表した。2008年は、連邦環境省の国家気候イニシアティブから、7000万ユーロが同プログラムに投じられ、特に大規模なバイオマス設備と熱供給近距離網に対する需要が高かったという。また、ドイツ復興金融公庫は、2008年9月以降、900件以上の案件に融資し、1億7000万ユーロ以上の貸付けを行った。
 新しいガイドラインでは、全ての技術に対して、既存の助成率に変更はない。但し、既存の建築物に対する助成金は大幅に増額され、新規の建築物に対する助成総額は25%減少した。これは、再生可能エネルギー熱法により、新規の建築物は、再生可能エネルギー利用の義務を負うことが背景にある。ボーナスについては、新規の建築物に対しても高い額で設定されている。大規模なバイオマス設備、深い地点での地熱利用設備、近距離熱供給網、バイオガス供給管、バイオガス浄化設備、蓄熱設備に対するドイツ復興金融公庫の助成については、2008年からの変更点はない。
 また、連邦環境省は、1月31日、再生可能エネルギー熱法による助成に関するホームページを開設したことを発表した。再生可能エネルギー熱法は、2009年1月1日、新築の建築物に対して施行され、熱供給分野に占める再生可能エネルギーの割合を、2020年までに14%に倍増することを目標としている。新しく開設したホームページでは、法的条件や魅力的な助成に関する情報が掲載されている。建物の所有者や専門家向けに、建築物に再生可能エネルギーを導入するための包括的な情報と実践的なアドバイスがまとめられている。【ドイツ連邦環境省】

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