平成20年度「食品リサイクル推進環境大臣賞」が決定

【ごみ･リサイクル リサイクル】 【掲載日】2009.03.17 【情報源】環境省／2009.03.16 発表

　環境省は、平成20年度の「食品リサイクル推進環境大臣賞」の受賞者を決定、発表した。
　この賞は、食品関連事業者等による食品循環資源の再生利用及び熱回収並びに食品廃棄物等の発生の抑制及び減量に関する優れた取組を表彰し、全国に紹介することで、さらなる取組の推進、普及啓発を図り、循環型社会の形成を推進するもので、平成19年度に創設された。
　今年度は平成20年12月5日から平成21年1月16日まで募集が行われ、応募があった40件のなかから、食品リサイクル推進環境大臣賞審査委員会の審査した結果に基づき、決定された。
　最優秀賞を受賞したのは、、エコフィード循環事業協同組合の『エコフィードから「霜降り豚肉」までの安全安心の食品循環リサイクルの取組』。その内容は、食品スーパー、食品工場等から排出される野菜くず・パンくず、賞味期限切れ食品等を回収し、エコフィード（リサイクル飼料）を製造。養豚農家、配合飼料工場へ販売し、地産地消食品として「霜降り豚肉」を生産し、食品スーパーで販売するというもの。
　最優秀賞受賞者には、「平成20年度食品リサイクル推進環境大臣賞標章」の使用権が与えられる。
　その他、優秀賞3件、奨励賞3件が決定した。【環境省】