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環境ニュース[国内]

ドイツ内閣 環境法典の代替となる4法案を承認

環境行政 法令/条例/条約】 【掲載日】2009.03.23 【情報源】/2009.03.11 発表

 ドイツ連邦内閣は、環境法典の制定が失敗したことを受け、3月11日、環境法を改正する4つの個別法案を承認した。それぞれ、水管理法、自然保護法、放射線保護法を改正するもので、さらに環境法紛争法案も承認された。いずれも環境法典に盛り込まれる予定だったもの。
 連邦環境省は、特に、水管理法と自然保護法の新規定は緊急性を要すると指摘している。現在、有効な水管理法、及びこれまでの連邦自然保護法は、州のための枠組規定が含まれている。連邦制度改革の結果、各州は、2010年以降、連邦の枠組み規定と異なるものを策定することができるようになり、その結果、それぞれの州ごとに全く異なる水管理法や自然保護法が誕生する可能性がある。これには、経済界や環境団体も反対しており、法の改正が必要となった。
 4つの法案には、議会に送られ、現政権期間内の承認を目指している。【ドイツ連邦環境省】

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