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環境ニュース[国内]

イギリス ゴミのポイ捨ての改善はわずか

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2009.03.26 【情報源】/2009.03.17 発表

 イギリスのハント閣外大臣(持続可能な開発・イノベーション担当)は、ゴミのポイ捨て、ビラ貼り、落書きなどの環境問題に関する「地方環境質調査」報告書を公表し、まだまだ全国の街路の環境改善を続けなければならないと国民に呼びかけた。
 この調査は2007年4月から5月の間、イングランド全土19000箇所(883箇所のバス停留所や11000箇所の公園などを含む)で行なったもの。調査によると、イングランドの街路の状況は悪化してはいないが、全体で3%の改善しか見られず、引き続き、国民、地方自治体、中央政府が協力して取り組む必要があるという。
 主な結果は以下のとおり。
●タバコの吸殻はイングランドの街路で見られる一番多いゴミで、調査箇所のうち78%で見られた。
●お菓子の包み紙などのゴミは第二番目に多いが、昨年は調査箇所の67%で見られたものの、今回は64%に減少した。
●ドリンク類のゴミは増加した(アルコール類は1%増加して22%、ソフトドリンクは5%増加して57%)
●ファーストフードのゴミは調査箇所の25%で見られた。調査開始以来、7年間ほぼ毎年増加しており、今回もさらに1%増加した。
●犬の糞は、昨年に引き続き減少傾向にある。調査箇所全体の6%で見られたが、この率はこの2年間、毎年1%ずつ減少している。
散乱ゴミ全体については、3%の改善が見られた。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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