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環境ニュース[国内]

アメリカ 2007年は水銀、PCB、ダイオキシンの排出量が増加

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2009.03.31 【情報源】/2009.03.19 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、2007年の有害物質排出インベントリー(TRI)のデータを公表。2007年の有害物質排出量は、2006年から5%減少し、特に大気への排出量は7%減少、水への排出量も5%減少したことが明らかになった。
 TRIは、全米2万2000カ所の工場や施設から排出される、約650種類の化学物質に関する情報を掲載したオンライン・データベースである。2007年のデータでは、残留性・生物蓄積性・毒性を有する物質(PBT)や、水銀PCBダイオキシンなどの有害化学物質の排出量が増加していることも分かった。
 PBT類全体の排出量は前年から1%増加したが、これはごく一部の施設からのもので、大気や水への排出はほとんど無かった。
 一方、水銀の排出量・廃棄量は前年から38%増加、PCBの排出量は40%増加、ダイオキシンの排出量・廃棄量も11%増加した。【EPA】

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