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環境ニュース[海外]

ケニアの大規模森林火災 水供給にも被害

地球環境 森林の減少】 【掲載日】2009.04.03 【情報源】国連/2009.03.25 発表

 ケニアで、激しい森林火災により、国内最大の森林であるマウ複合林などに大きな被害が発生。これらの森林は、リフト・バレー湖、ビクトリア湖、ナイル川に注ぐ川の水源となっており、影響が懸念されている。
 また、ケニヤのエネルギー部門にも影響が波及。マウ複合林から供給される水に頼っていた、水力発電プロジェクト(2億6000万ドル規模)がストップしている。
 森林火災が継続した場合、マラ川が干上がり、多くの人々や野生動物が干ばつに直面するおそれがある。
 UNEPのパートナーでもある、ケニヤ森林ワーキンググループは、近日中に、ケニヤ政府に対して、森林火災が続けば、観光・茶栽培・エネルギー部門において年間3億ドルの損失が発生するという勧告を提出する予定である。【UNEP】

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