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環境ニュース[海外]

フランス 計画アセスメントのための環境当局を設置

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2009.05.15 【情報源】フランス/2009.05.04 発表

 フランスのジュアーノ閣外大臣(エコロジー担当)は、計画・プログラムの環境アセスメントに当たって意見を述べる環境当局を、環境・持続可能な開発評議会の中に正式に設置した。
 この環境当局は、2009年4月30日のデクレn°2009-496で設立されたもの。この審議機関は、ミシェル・バドレ氏が議長を務め、15名の委員で構成される。このうち10名は、エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・国土整備省の諮問組織である、環境・持続可能な開発評議会から、5名は外部の有識者から選ばれた。
 こうした環境当局の設置は、EU及び国内の法令に応えるもの。これらの法令は、大規模計画に関する環境アセスメントを「環境分野の担当部局」の意見の下に置くこととしている。これらの規定は、市民の参加を容易にし、決定前の計画の質を高めるのに役立つ。
 この環境当局は、エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・国土整備大臣とみなされることができ、地方における大臣の管轄外の分野(運輸、エネルギー、都市計画など)については、地方の知事が担当する。
 ただし、同省または関連機関が実施する計画については、環境当局は同省や関係機関の関与を直接受けることができない。公正さを確保するため、環境・持続可能な開発評議会の中に特別な機関を設置する。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省】

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