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環境ニュース[国内]

海上保安庁 南極大陸付近の国際海図を新たに刊行

地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2009.05.26 【情報源】海上保安庁/2009.05.22 発表

 海上保安庁は、砕氷艦(南極観測船)「しらせ」の新造に併せて、昭和基地周辺海域における観測業務に資するため、新たに国際仕様に基づく国際海図を刊行した。
 「オングル島東部」及び「オングル島西部」の二つの海図を合わせ、さらに南方を広くふくめるよう区域を変更すると共に、昭和基地周辺の拡大図を挿入した。
 この海図の水深データは、観測船の測深機によるほか、南極観測隊が、氷上を雪上車で移動しつつ氷に穴を開けて、また氷の無い海域ではゴムボートで、1点1点測深した成果を採用。また、採用した資料を明確にするため、測量年等を表示した「資料索引図」を記載している。
 同庁では、南極地域観測により得た測量成果に基づき、昭和41年から南極大陸付近の海図の整備を進めてきている。【海上保安庁】

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