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環境ニュース[国内]

ドイツ内閣 排出枠オークション令を承認

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.06.05 【情報源】/2009.05.27 発表

 ドイツ連邦内閣は、5月27日、2008−2012年期国内割当計画法に基づく、排出枠オークション令を承認した。施行には連邦議会の承認を必要とする。
 この政令は、2010〜2012年にかけて、オークションで配分される年間4000万t分の排出枠について、オークションの方法等を規制するもの。電力会社は、オークションのコストを既に電力料金に含めている。
 同政令では、毎週、同量の排出枠を、既存の排出量取引市場(1箇所)において、そこで取引されている商品(スポット市場と先物市場)の形式でオークションにかける。取引市場をどこにするかは、今年中に決定される。
 オークション手続きは、通常の取引手続きに従って実施され、取引の監視も、通常の証券取引と同じ規制に従う。価格形成手続きへの国の介入は、オークション価格が操作されたり、乱用されたときのみ、例外的に行われる。
 なお、ドイツ政府は、2008年から、排出枠の販売に成功している。このアプローチは、EU内の議論に影響を与え、第3取引期間には、電力部門への割当が100%オークションとなる。【ドイツ連邦環境省】

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