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環境ニュース[国内]

アフリカの気候変動への適応を強化

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.07.13 【情報源】/2009.06.30 発表

 気候変動の適応を強化する、「気候サービスのための世界枠組み」を開始するため、「第3回世界気候会議(WCC-3)」が、8月31日〜9月4日にジュネーブで開催される。首相や大臣等ハイレベルの意思決定者、科学者、企業の経営者らが参加の予定。科学者の会合は8月31日〜9月2日、ハイレベルの意思決定者の会合は9月3日〜4日に開催される。
 世界気候会議世界気象機関(WMO)が主催し、気候変動に関する実践的な解決策の情報交換を促進する場となっている。
 また、「気候サービスのための世界枠組み」では、気候変動に対してもっとも脆弱なアフリカ地域の能力構築に焦点があてられる。
 適応措置を実施するには、気候や天候のモニタリング能力の改善や、気候に関する研究と政策決定とのリンクの改善が必要となる。
 正確で時宜に適った気象情報は、コミュニティにとっては、リスクを特定し、改善計画のための戦略を開発する助けとなる。例えばボツワナでは、地域の降雨量を示す気候モデルにより、マラリア流行の早期警戒情報が提供されている。
 第3回世界気候会議の「気候サービスのための世界枠組み」では、気候関連のリスクを管理するための、利用者に優しい気候予測と気候情報へのアクセスも拡大する。なお、この枠組みは、国際社会に対して、適応、能力構築、資金援助、技術開発と技術移転を含むアフリカ支援を増大するよう求めるナイロビ宣言(アフリカ地域30カ国が採択)により、設立された。【UNEP】

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