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環境ニュース[海外]

IUCN 自然保護における人権問題を忘れないで

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2009.07.21 【情報源】その他/2009.07.13 発表

 国際自然保護連合(IUCN)は、自然保護政策を立案し、実施する際に、人権問題を重視するよう呼びかける本を公表した。
 「人権ベースのアプローチ:保護のための機会と課題を探求」は、IUCNと国際森林研究センターの共同出版。
 この本は、森林減少・劣化による排出量の削減(REDD)が人権に及ぼす影響について検証。REDDは、12月の気候変動締約国会議において、重要な議題となる予定。REDD制度の下では、森林減少率を減らした国が、炭素クレジットを獲得し、国際的な排出取引市場で販売することができる。
 しかし、森林吸収源を保全するため、REDDでは、森林に依存している人々の生活を規制することになる。REDDによる収入を森林コミュニティに分配することができるか、またその方法はどうすべきかが問題になっている。先住民族からは、REDD制度がこの役割を果たすべきだと主張されている。【国際自然保護連合(IUCN)】

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