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環境ニュース[国内]

スイス EUの排出量取引制度への参加を希望

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.08.03 【情報源】/2009.07.24 発表

 スイスのモリッツ・ロイエンベルガー大臣(環境・運輸・通信・エネルギー担当)は、7月24日、欧州委員会のディマス環境委員と、環境問題、特に、スイスがEUの排出量取引制度(EU-ETS)に参加することについて意見交換した。
 EU-ETSへのスイスの参加については、EUとスイスの担当者の間で技術的な議論が2005年から続けられているが、今後も検討を継続することで同意。合意に向けた公式の交渉は、2009年12月のコペンハーゲン会議の後に開始される見込みだという。
 スイスでは、2008年から、燃料に対するCO2税と組み合わせた、排出量取引制度が実施されている。義務的な削減目標を受け入れた企業は、CO2税を免除されるが、実際の排出量が、割り当てられた排出枠を超えてしまいそうな場合は、国内外の市場で排出枠を調達しなければならず、守れなければCO税を払わなければならない。
 スイス側は、EU-ETSとの連携が成立すれば、排出量取引市場が大いに拡大し、スイス企業が柔軟に排出枠を売買できるようになると期待を示している。【スイス環境・運輸・通信・エネルギー省】

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