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環境ニュース[国内]

ドイツ建設業界 建設廃棄物のリサイクル率は72パーセント

ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2002.01.25 【情報源】/2002.01.17 発表

 ドイツ連邦環境大臣トリッティン氏は、1月17日、建設経済界から、建設廃棄物(建設現場の石屑、道路の掘削による廃棄物、建設現場廃棄物)の利用に関する年次報告書を受け取った。同報告書によれば、1998年には、7710万トンの建設廃棄物が発生し、そのうち 約72%に当たる5520万トンが有効利用されている。1996年と比較すると、建設廃棄物の量は、約520万トン減少している。
 トリッティン氏は、建設業界に、首尾一貫した対策を行い続けるよう訴えた。産業廃棄物の分別促進、事前処理等は、11月7日に閣議決定された産業廃棄物令案における廃棄物政策の目標達成につながる。
 建設経済界は、1996年11月に、埋め立て処分される建設廃棄物の量を2005年までに半分に減らすことを、自主的取組として、連邦政府と約束した。
1995年のデータに基づき、約64%の建設廃棄物が有効利用されたときに目標が達成されることとなっていた。したがって、71.6%という利用実績は、当初の期待を上回る数字である。この数字は、既に、ヨーロッパの2010年の目標値に達している。
 なお、今回の報告書の提出も、自主的取組の一環である。【ドイツ連邦環境省】

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