コンテナ船の環境性能鑑定サービスがスタート！「海の１０モードプロジェクト」

　国土交通省は、「海の10モードプロジェクト」の一環として独立行政法人海上技術安全研究所開発が取り組んでいる実海域性能評価手法（注）の成果を利用したコンテナ船の環境性能鑑定サービスが（財）日本海事協会により平成21年7月31日からスタートしていることを公表した。
　「海の10モードプロジェクト」は、船舶の実海域での燃費性能を設計段階で評価できる指標を開発することを目的として同省が環境省と連携して取り組んでいるプロジェクト。
　同省では、このサービスにより、その鑑定結果を海運会社が船舶を調達する際の参考にするなど、性能の優れた船舶の開発・普及に向けたインセンティブとなることを期待している。

（注）波や風のある海域（実海域）を運航する際の船舶の性能を設計段階で精度良く評価する手法

【国土交通省】