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環境ニュース[国内]

フランス エネルギー分野の研究で新たな組織を設立

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2009.08.14 【情報源】/2009.07.30 発表

 フランスで、エネルギー分野の新たな研究組織を設立するとともに、「エネルギー分野連合」(ANCRE)を構築することが、エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省のボルロー大臣らによって発表された。
 この連合は、全国の公共機関が実施している、エネルギーに関する調査研究をコーディネートし、有効性を高めることを目指す。また、この分野のフランス研究開発戦略の実施に貢献し、EUの主な研究機関が加盟する「欧州エネルギー研究同盟(EERA)」にも参加する。
 新たなエネルギー研究機関は、以下のような柱を掲げる。
●エネルギー研究全国戦略の策定
●研究の優先分野を定める「戦略ロードマップ」の作成。環境・エネルギー管理庁(ADEME)が、新エネルギー・科学技術ロードマップ策定の指揮を執る。
 また、ANCREは次の業務を行う。
●国のエネルギー政策の一環として、加盟機関共通の研究開発政策を提案する。
●公的研究機関、大学、企業との連携を強化する。
●エネルギー産業の発展を阻害する科学的、技術的、経済的、社会的な障壁を見つけ出す。
 ボルロー大臣は、新エネルギー分野で、フランスに新たなチームができることは最初の一歩として重要だと歓迎している。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】

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