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環境ニュース[国内]

ドイツ環境大臣 旧国境地帯「グリーンバンド」を国家自然保護モニュメントに提案

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2009.08.31 【情報源】/2009.08.20 発表

 ドイツ連邦環境省のガブリエル大臣は、ハンガリー・オーストリア間の国境が開放された「汎ヨーロッパ・ピクニック」から20周年を記念して、8月20日、ドイツ国内の旧国境沿い(グリーンバンド)を、国家自然モニュメントとして登録するよう提言した。国家自然モニュメントは、改正自然保護法において新しく設置された分類。
 ドイツ統一以降、旧国境地域は、自然のビオトープや歴史遺産の維持のために、そして土地が民有化されることを防ぐために、多大な努力が行われてきた。
 連邦環境省は、これまで、多数の自然保護プロジェクトをこの地域で実施。既に、3700万ユーロを、複数の大型自然保護プロジェクトに投じている。また、「グリーンバンドの体験」として、この地域におけるネイチャーツーリズムのために240万ユーロを投じている。
 ガブリエル大臣は、「旧東西ドイツ国境沿いは、記憶に残すべき場所であり、自然地域としても重要な場所である」と指摘。自然モニュメントに指定されることで、「ヨーロッパにおける自然保護と平和の象徴になる」とコメントした。【ドイツ連邦環境省】

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