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環境ニュース[国内]

アメリカ クリーンなディーゼル車への買い替え・改造を促進

大気環境 交通問題】 【掲載日】2009.09.07 【情報源】/2009.08.27 発表

アメリカ環境保護庁(EPA)は、8月27日、大気汚染物質の排出量がより少ないディーゼル車への買い替え・改造等を促進する「スマートウェイ・クリーンディーゼル融資プログラム」により、3件のプロジェクトに総額2000万ドルを補助すると発表した。
 この補助は、より環境に配慮した新車や改造車、設備を購入する際の融資に充てられるもので、大気質を保護し、3カ所の地域で雇用を維持・創出するという。このプログラムは、早期死や、ぜんそくの発作などの呼吸器系疾患、労働日数の減少、その他の健康影響を減らすのに役立っている。
 今回、補助を受けるのは、
●ヒューストン港でトラックの買い替えや改造を進めるリボルビングローン・プログラムを実施するヒューストン・ガルベストン地域カウンシル(900万ドル)
●アイドリング削減装置、燃費効率のよいタイヤなどのクリーンで、燃料節約につながるような技術で、古いディーゼルトラックを改造する、あるいは買い換えるリボルビングローン・プログラムやリースプログラム等を実施するカスケード・シエラ・ソリューションズ(900万ドル)
●古い建設用、農業用、その他のオフロードディーゼル車両の買い替えや改造等を実施するリボルビングローン・プログラムを実施するルイスビル・ジェファーソン・メトロ・カウンティ(200万ドル)
 なお、このプログラムは、アメリカ復興・再投資法に基づくもので、同法では、3億ドルを国のクリーンディーゼルキャンペーンに充てている。このうち、「スマートウェイ・クリーンディーゼル融資プログラム」には3000万ドルが支出される。【EPA】

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