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環境ニュース[国内]

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)の初期校正完了

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2009.09.18 【情報源】国立環境研究所/2009.09.14 発表

 (独)宇宙航空研究開発機構、(独)国立環境研究所及び環境省は、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT:平成21年1月23日打上げ)についてレベル1データ(スペクトルデータ)の初期校正が平成21年9月14日までに完了したと発表。
 同日、初期校正を反映したデータを用いて、陸上および海上の晴天域における二酸化炭素カラム平均濃度分布の導出を行い作成した全球分布図(未検証)を公開した。
 今後、処理結果の精度確認、地上からの観測データを用いた検証作業を行った後、校正済みの観測スペクトルデータ(TANSO-FTSデータ)や観測画像データ(TANSO-CAIデータ)(レベル1プロダクト)を衛星打上げ9ヶ月後(平成21年10月下旬)から、解析処理後の二酸化炭素メタンのカラム平均濃度や雲被覆に関する情報(レベル2プロダクト)を衛星打上げ12ヶ月後(平成22年2月上旬)から、登録している一般ユーザに配布する予定。
 さらに、温室効果ガス濃度の月別分布を作成すると共に、「いぶき」による温室効果ガス濃度データと地上付近で測定された濃度データ等を併せて利用して、全球における地域別の炭素収支の推定を行っていくとしている。【国立環境研究所】【宇宙航空研究開発機構】

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