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環境ニュース[海外]

欧州委員会 環境管理システムを全事業に拡大

エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2009.10.02 【情報源】EU/2009.09.23 発表

 欧州委員会は、環境管理システムをすべての活動に、そしてブリュッセル及びルクセンブルグの庁舎に拡大することを決定した。EMAS規則(EUの環境管理・監査スキーム)を基本とした認証制度を用いて、活動に伴う環境側面を評価。エネルギー効率を引き上げ、自然資源の最適な利用を図り、CO2排出量を削減するといった分野で継続的に改善を行うという。
 なお、この決定は、2001年に打ち出されたEMASのパイロット事業の成果に基づくもの。2002〜2008年の同事業での成果としては、建物1m2当たり、電力消費量を14%削減、水消費量を23%削減、CO2排出量を7%削減した他、2003年比でオフセット用紙を48%削減、オフィス用紙も41%削減した。また、廃棄物の発生量も、年間一人当たり331kgから294kgとなり11%削減され、うち54%がリサイクルされた。さらに、交通手段についても、ブリュッセルの庁舎への通勤に自家用車を用いる人は1998年の50%から29%に減少、一方、公共交通機関を用いる人は1998年の32%から50%に増加した。【欧州委員会環境総局】

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