一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

フランス 地球温暖化に関する市民会議を開催

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.10.08 【情報源】/2009.09.30 発表

 12月にデンマーク・コペンハーグで開催される第15回気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)を数週間後に控え、9月26日、地球温暖化をテーマにした市民会議が開催された。会議の企画には50カ国が参加した。
 この会議は、「市民の声」をCOP15に出席する政策決定者や交渉関係者に伝え、政策決定やその手続きに市民が参加できることを示すことを目的としている。
 また、科学産業博物館は、9月29日、市民、政治家、COP15の代表団、学校、など様々な団体の代表を招待し、結果の発表会を開催した。パパラルド持続可能な開発長官は、フランスの円卓での発表をとりまとめ、環境教育を発展させ、全ての市民のための教育・情報提供システムを実現すること、新しい技術の導入に資金を提供するボーナス・ペナルティ制度やCO2価格の標準化などに取り組む独立した国際機関の設立などを提言として取り上げた。さらに、国際輸送税により、技術プロジェクトや途上国での地球温暖化への適応策に資金を提供する世界的な基金の設立についても提案した。
 投票と提案の結果は、各国の政治指導者、COP15代表団のメンバーらに伝えられる。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース