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環境ニュース[海外]

イギリス  サウスダウンズ国立公園が誕生

自然環境 自然公園】 【掲載日】2009.11.20 【情報源】イギリス/2009.11.12 発表

 イギリスのヒラリー・ベン環境大臣は、11月12日、イングランド9番目の国立公園として、サウスダウンズ国立公園を指定する文書に署名した。
 サウスダウンズ国立公園は、イングランド南東部に位置し、ビーチーヘッドからウィンチェスターまでの632平方マイルが保護の対象となる。イーストハンプシャーのアリスホルト森林地区やブライトンのグリーンリッジ等が含まれる。国立公園内の居住者は推定12万人。
 ベン大臣は、イギリスに国立公園制度を導入した「国立公園田園地域アクセス法」制定60周年の終わりに、サウスダウンズを国立公園として正式に指定できたことを歓迎。「白亜の絶壁や石灰質の丘陵地帯が作る美しい田園風景が人々の憩いの場として保護される。また、国立公園というステイタスが、観光客を魅了し、地元への投資を呼ぶだろう」と期待を示した。
 なお、サウスダウンズ国立公園管理局は2010年4月までに設立され、運営体制が整うのは1年後となる見込み。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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