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環境ニュース[海外]

アメリカ 建設現場からの排水規制を強化

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2009.12.02 【情報源】アメリカ/2009.11.23 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、建設現場からの排水を規制する規則の最終版を公表した。土地の掘削、平地化といった建設行為は、土や堆積物をかき混ぜ、適切に管理されなければ、豪雨時に土砂が流出して、近くの河川などを汚染するおそれが高い。
 今回の規則は、建設現場の所有者や事業者に対して、建設作業中にかき混ぜられた土砂が近くの河川などを汚染することがないよう、最善の管理手法を活用するよう求めるもの。さらに、10エーカー以上の土地に影響を及ぼすような工事の場合は、流出をモニタリングし、一定の流出基準を順守するよう、所有者や事業者に要請する。EPAが、豪雨時の建設現場からの流出水について、数値的な制限を課し、モニタリングを義務付けたのは初めてだという。
 新しい規則は、2010年2月から施行され、4年間かけて、段階的に実施される予定。【EPA

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