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環境ニュース[国内]

フランス 室内環境のアドバイザーを募集

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2010.01.08 【情報源】/2009.12.22 発表

 フランスのジュアーノ閣外大臣(エコロジー担当)は、室内環境のアドバイザーのポストを設立する計画を募集している。
 私たちは一日平均約20時間を屋内で過ごしており、呼吸のために良質の空気を確保することが重要である。質の悪い空気は、頭痛、疲労、目の炎症、アレルギー、ぜんそくなどの症状を引き起こしうる。
 こうした問題は複雑なため、個人や労働者は、方針や情報を求めており、室内環境のアドバイザーや住居・健康のアドバイザーに問い合わせることができる。アドバイザーは、室内環境に関する病理学的な疑いに関し、医師の求めに応じて対応(ダニ類、ペット動物アレルゲン、カビ、ホルムアルデヒド揮発性有機化合物VOC))。空気質の調査、原因物質の計測などを行う。
 今回、ジュアーノ閣外大臣は、12人のアドバイザーのポストを設立する計画を募集。3年間にわたって、50%の助成金を受けることができる。この募集は、2009年6月24日の閣議で承認された第2次健康・環境全国計画の12件の主な対策の一つである。
 ジュアーノ閣外大臣は、「何もしなければ、今日、フランス国民の20〜30%が関わっているアレルギーは増加し、2030年には50%に達する」と指摘し、この募集を通じて、各県がアドバイザーのポストを設立し、市民が環境の改善と無償での鑑定を受けられるようになることを期待していると述べた。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】

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