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環境ニュース[国内]

ドイツ 交通キャンペーンの実施に5自治体が選ばれる

大気環境 交通問題】 【掲載日】2010.01.12 【情報源】/2009.12.30 発表

 ドイツ連邦環境省は、12月30日、交通キャンペーン「思考を変えて:エンジンを止めて」の勝者を発表した。選ばれたのは、ベルリン市、ブランシュヴァイク市、フライブルク市、ヘルズオゲナウラッハ市、キール市の5自治体であり、これらの自治体では、2010年、国家気候イニシアティブから合わせて100万ユーロの助成を受け、交通分野での温暖化対策の実施を市民に呼び掛けるためのキャンペーン活動が、巨大ポスター、広告、映画館やラジオの広告などを通じて行われる。すでにこのキャンペーンは、2009年、バンベルク、ドルトムント、ハレ、カールスルーエで実施され、成功を納めている。
 ドイツの交通部門は、年間1億6000万tのCO2を排出しており、これは、全排出量の約20%に達している。自動車による移動の半分が6km以下の移動であり、このような短距離移動に対し、徒歩や自転車での移動への転換が重要な対策となっている。徒歩と自転車移動が倍増することにより、ドイツ国内のCO2排出量は、中期的に年間500万tから600万t減少する。【ドイツ連邦環境省】

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