フランス　緑藻に関する行動計画を発表

【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2010.02.16 【情報源】／2010.02.03 発表

　フランスのル・メール食糧・農業・漁業大臣とジュアーノ閣外大臣（エコロジー担当）は、2010〜2014年を対象とした「緑藻行動計画」を発表した。
　この計画は、ロワール・ブルターニュ水系と、整備基本方針で「緑藻」に関係するとして特定された8つの湾と23の流域に関係するもので、事業総額は、1億3400万ユーロ。主に以下の事項が実施される。
●衛生リスク、汚染削減のため、流れ着く緑藻の回収と処理を改善し、緑藻を完全に管理する。
●関連する全ての沿岸部への窒素の流入を削減する。また、自然地域の保全と修復、関連流域での農業形態の変更を予定。流入する窒素の追跡を行い、管理を強化する。一部の対策については、地域計画を募集する。
　緑藻行動計画は、ブルターニュ地方圏知事が運営する委員会の下、環境エネルギー管理庁（ADEME）、ロワール・ブルターニュ水局等が協力し実施される。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】