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環境ニュース[国内]

ドイツ ナミビアでアフリカ諸国におけるバイオパイラシーに関する会議を開催

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2010.03.19 【情報源】/2010.03.11 発表

 3月8日から10日にかけて、ナミビア政府が、アフリカ環境大臣委員会(AMCEM)と協力し、アフリカ諸国の環境大臣を招き、生物多様性の利用の公正な分配に関する会議を開催した。会議の開催は、これらの国々におけるバイオパイラシーとの戦いを進めるイニシアティブ(デンマーク政府とドイツ政府が設立)によって支援された。
 会議の重点は、生物資源へのアクセスと生物多様性条約における公正な利益配分に関する国際法上の義務的なルールについて、内容を準備し、交渉ポジションを構築するため、アフリカ諸国の代表らが検討する機会を設けることであった。アフリカ諸国は、生物多様性の宝庫だが、これまで、産業国や企業が、アフリカの自然資源や伝統的知識を、その所有者に利益を配分することなしに、商業・産業分野に利用し、市場に流通させてきた。
 会議に出席したヘイネン・エッサー事務次官は、「ドイツは生物多様性条約議長国として、このテーマについて成果を収めるために、名古屋会議まで、パートナーとともに、建設的な議論を続けていきたい」と語った。【ドイツ連邦環境省】

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