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環境ニュース[国内]

欧州委員会 製品の環境影響を評価するガイダンスを示す

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2010.03.23 【情報源】/2010.03.12 発表

 欧州委員会のポトチュニック環境委員は、製品の環境影響を評価するための政策立案者・企業向けの公式の手引き「国際レファレンス・ライフサイクル・データシステム(ILCD)ハンドブック」を発表した。この手引きは、持続可能な消費・生産構造への変化を促し、環境に与える負荷を削減する取り組みの一環となるものである。
 日常生活で購入・利用する製品は、日々の暮らしを便利にする一方で、地球温暖化、水・大気の汚染、自然資源の枯渇など様々な環境問題とつながっている。企業では、次第に、ライフサイクル思考やライフサイクルアセスメントを採用しているが、このアプローチでは、製品のライフサイクル全体、すなわち、自然資源の採取から、製造、流通、利用、そしてリユースリサイクル、処理に至るまでの様々な影響を考慮する。
 今回公表された手引きは、さまざまな排出、資源の消費、人間や環境に与える負荷を測定するライフサイクルアセスメントをどのように実施するのかについて詳細な指針を示すものである。この指針は、欧州委員会共同研究センターが環境総局との協力の下に策定した。【欧州委員会環境総局】

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