日本政府、ブルキナファソの気候変動による自然災害対処能力向上計画等へ　無償資金協力

　日本政府は、ブルキナファソ政府が取り組んでいる「気候変動による自然災害対処能力向上計画」に対し、7億円の無償資金協力を行うことを決定。2010年3月16日、ブルキナファソの首都ワガドゥグー市において交換文書の署名式が行われた。
　「気候変動による自然災害対処能力向上計画」は、給水車、建設機械等大規模災害に対応可能な資機材の整備に必要な資金を供与するものであり、被災民への給水等を通じた生活環境の改善や被災者保護施設の改善が見込まれている。
　なお、今回の無償資金協力は、「鳩山イニシアティブ」の一環として実施することとしたで、すべての主要国による公平かつ実効性のある枠組みの構築と意欲的な目標の合意を目指して、コペンハーゲン合意への賛同に向けた働きかけも含め、フィリピンと引き続き気候変動分野で連携していくとしている。【外務省】