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環境ニュース[国内]

EU、ヨーロッパエネルギー共同体を協議

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2010.06.21 【情報源】/2010.06.08 発表

 欧州議会は、スペイン議会との共同発案により、会議「21世紀のためのヨーロッパエネルギー共同体」を開催した。会議には250名以上の議員が出席し、「エネルギー保障」、「エネルギー域内市場」、「再生可能エネルギー」の3つのワーキンググループに分かれ、議論を行った。各ワーキンググループによる結果は次のとおり。
●エネルギー供給保障
 共通のエネルギー政策の規則の利用を促進するために、加盟国からの政治的な働きかけがより必要であり、エネルギーインフラストラクチャーへの投資を容易にするために、EUレベルでの財政平準化メカニズムを導入しなければならない。エネルギー域内市場は、エネルギー供給補償なしでは効率的に機能できない。
●エネルギー域内市場
 完全に網羅されたエネルギー網の存在が域内市場の前提条件である。これがエネルギー価格を下げることにもつながる。エネルギー効率の上昇により、エネルギー部門の競争能力は改善し、再生可能エネルギー設備への新たな投資につながる。
再生可能エネルギー
 再生可能エネルギーは、今後のEUエネルギー政策の最優先事項である。同時にエネルギー企業の競争力の維持のための考慮も必要である。加盟国間における協力関係の強化は、今後のヨーロッパエネルギー共同体にとって最適な法的基礎となる。【欧州議会】

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