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環境ニュース[国内]

生物多様性条約と絶滅ゼロ同盟が協力へ

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2010.06.23 【情報源】/2010.06.11 発表

 生物多様性条約(CBD)は、絶滅ゼロ同盟(AZE)と協力協定を結んだと発表した。生物多様性の保全に取り組む2つの代表的国際組織が、力を合わせて種の絶滅を防ぎ、危機に瀕した種の主要生息地を守ることになる。今年5月にナイロビで行われたCBDの科学技術助言補助機関(SBSTTA)の会合で、AZEと生物多様性条約事務局が協力覚書に署名し実現した。
 種の絶滅防止を目指す国際的な連合組織AZEは、危機に瀕した種の生息地を重要地区と特定し保全する活動を行っており、これまでに絶滅のおそれのある794の種にとって重要な595重要地区を選定している。CBD発効より17年、生物と生息地の損失を食い止められないCBD締約国も、今後、特定の重要地区に保護活動を集中させることで、効果的に保全の目標達成に近づけると期待されている。AZEは、これまで蓄積した経験を活かし、1)CBDの新しい戦略計画、特に絶滅ゼロの目標への実施への支援、2)各国の国家生物多様性戦略と行動計画に絶滅ゼロの目標を組み込むための支援、3)優良事例や教訓の共有、4)CBDの交流、教育、普及啓発に関する作業計画の実施への支援等を行うという。【生物多様性条約事務局(CBD)】

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