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環境ニュース[国内]

ドイツ バーゼル条約に基づく国境を越える廃棄物の移動に関する統計結果を公表

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2010.06.23 【情報源】/2010.06.11 発表

 ドイツ連邦環境庁は、バーゼル条約に基づく国境を越える廃棄物の移動に関する2009年の統計結果を発表した。これによると、許可を要する輸入廃棄物は変わらず高く、760万トンとなり、特にドイツとオーストリア国境地域における大規模高速道路建設工事の影響を受け、大幅に上昇した。一方で、許可を要する輸出廃棄物は前年比から約20%下がり、120万トンとなった。また、有害廃棄物も減少しており、輸出量は16万トン(30%減)であり、輸入量は300万トン(7%減)であった。2009年における廃棄物の違法な移動は明らかにはなっていない。
 輸入有害廃棄物では、汚染土壌(40万トン)、アスベストを含む廃棄物(30万トン)、有害物質を含む廃木材(27万トン)、廃棄物焼却場の残余物(28万トン)、輸出有害廃棄物では、廃棄物分別における残余物(41万トン)が多い状況である。
 問題のない、許可を必要としない廃棄物(金属類、廃ガラス、古紙など)は、減少している。2009年は、輸入廃棄物は1100万トン、輸出廃棄物は1800万トンであり、それぞれ、前年と比較し、20%及び7%減少している。【ドイツ連邦環境庁】

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