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環境ニュース[海外]

EU、バルト海の環境問題解決を目的とした研究開発プログラムを開始

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2010.06.29 【情報源】EU/2010.06.16 発表

 欧州連合は、バルト海における汚染、気候変動、酸性化、過剰漁獲、生物多様性の損失による悪影響を克服するために、共同研究開発プログラム「BONUS」を開始することを発表した。プログラムには、欧州連合に加え、デンマーク、ドイツ、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド、フィンランド、スウェーデンが参加している。
 バルト海の生態系は、今日、人間活動を要因とする自然汚染によって危機にさらされている。「BONUS」は、バルト海域における断片的な環境研究プログラムとコンセプトの効率と効果を、長期に渡り、多国間で協力し、学際的研究により、改善することを目的にしている。
 このプログラムは、ヘルシンキに設立されたバルト海の学術研究を促進するBONUSEEIGによって実施され、少なくとも7年間継続される。欧州連合は、プログラムに対し、戦略立案期間に計125万ユーロ、実行期間に4870万ユーロ、計5000万ユーロを拠出する。【EU】

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