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環境ニュース[国内]

アメリカ、新技術によるソーラーパネル製造を助成

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2010.07.15 【情報源】/2010.07.03 発表

 オバマ大統領は、先端技術によるソーラーパネルの製造プロジェクト(アバウンド・ソーラー・マニュファクチャリング社)に条件付きで4億ドルの融資保証を行うと発表した。この最新の薄膜テルル化カドミウム・パネル製造技術が商業ベースで採用されるのは世界初である。環境対策と新たな雇用の促進を図るアメリカ再生・再投資法の資金によってアメリカの2カ所で製造施設が建設され、その建設中には2000人、施設が稼動すれば常勤職1500人の雇用が見込まれている。コロラド州立大学、国立再生可能エネルギー研究所(NREL)、国立科学財団(NSF)が共同で開発したこの独占的製造技術は、現行の製造技術に勝る数々の利点があるうえ、生産される薄膜ソーラーパネルの製品コストも、結晶シリコンパネルより低い。全面稼動状態になれば、このプロジェクトは年間数万台のソーラーパネルを生産する予定。これは毎年840メガワットの新たな太陽エネルギーを発電することができる台数だという。プロジェクトが全面稼動するのは2013年となる見通し。【アメリカエネルギー省】

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