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環境ニュース[国内]

EU、2009年に新設された発電設備における再生可能エネルギーの割合は62%

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2010.07.16 【情報源】/2010.07.05 発表

 欧州委員会の共同研究センター(JRC)は、報告書「再生可能エネルギー・スナップショット」を公表した。報告書は、2007年以降、毎年、発行しているもので、欧州連合内における再生可能エネルギーの成長をまとめている。2009年の状況をまとめた今回の報告書では、欧州連合加盟国27ヶ国における新設発電設備のうち、再生可能エネルギーが占める割合は、62%(2008年は57%)に上昇したことを示している。これらの設備の発電容量27.5GWのうち、10.2GWが風力エネルギーであり、全再生可能エネルギー源で最大となった。また、欧州連合内における総電力需要の19.9%が再生可能エネルギーで供給されていることを示している。
 報告書では、現在のレベルでの成長が続けば、2020年までに1400TWhの再生可能エネルギー電力が発電できると予測している。電力網への公正な給電の保証や研究開発への包括的な公的支援といった課題があるものの、欧州連合内における総電力需要の35%から40%を、再生可能エネルギーで供給することが可能となるとしている。【欧州委員会エネルギー総局】

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