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環境ニュース[海外]

国連、「砂漠化との闘いの10年」を開始

地球環境 砂漠化】 【掲載日】2010.08.27 【情報源】国連/2010.08.16 発表

 国連は、2010年8月16日、「砂漠と砂漠化との闘いの10年間(2010−2020)」を開始した。この取り組みは、2007年、国連総会で決議採択されたもので、砂漠化(乾燥地の土壌劣化)の影響が世界の全陸地面積の4分の1、約36億ヘクタールに及び、100カ国以上、10億超の人々の暮らしが脅かされているという背景を踏まえ決定された。世界の乾燥地には世界人口の3分の1が生活しており、砂漠化や干ばつは食糧不足や飢餓、新たな貧困につながる。今回の取り組みは、そうした脅威への意識向上と対策強化を目的としており、ミレニアム開発目標(MDGs)の達成にも貢献することになる。国連は1994年、国連砂漠化対処条約(UNCCD)を採択し、193の締結国が協調して、砂漠化に直面する乾燥地(特にアフリカ)の貧困軽減、土壌生産性の維持・向上、干ばつの影響の緩和等に取り組んでいる。【UNEP】

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