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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁と運輸省、自動車の燃費表示を大幅に改正する新ラベルを提案

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2010.09.13 【情報源】/2010.08.30 発表

 アメリカの環境保護庁と運輸省は、「2007年エネルギー自立・安全保障法」に基づき、現行の燃費ラベルについて大幅な見直しを行い、新ラベル2案を発表した。新ラベルでは、新世代自動車の登場を背景に、消費者が新車購入時に燃費と環境性能について比較できるよう、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)、従来のガソリン車など全車種に共通の情報を提供する。新ラベルでは、現行ラベルを拡充し、燃費、走行時の二酸化炭素排出量、スモッグ関連の汚染物質に関する情報を簡潔に表示。また、ウェブ上のツールやスマートフォンで読み取るQRコード®等、ドライバーからのアクセスにより個別の運転状況に応じた情報を得ることができる。さらに、EV車やPHEV車の消費電力についてはガロン当たりのマイル数に換算して表示、EV車には100マイル当たりのキロワット時の表示も行う。ただし、排出に関する情報は走行時のみとし、電力の生産時や燃料の精製時の排出に関しては、その情報を提供するウェブサイトの開発を提案している。今回、新ラベル案についてパブリックコメントを60日間募集し、2012年モデルから新ラベル導入を目指すという。【アメリカ環境保護庁】

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