EU、アフリカ連合と再生可能エネルギー協力プログラムを設立

【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2010.09.27 【情報源】／2010.09.14 発表

　9月14日、欧州委員会は、ウィーンで開催されたアフリカ・EUエネルギーパートナーシップ会合（AEEP）のハイレベル会合において、アフリカ連合とともに、再生可能エネルギー協力プログラム（RECP）を設立したことを公表した。プログラムは、アフリカにおける2020年の再生可能エネルギー目標を達成するために、重要な再生可能エネルギー技術をアフリカの市場に導入することを目指している。プログラムは、10年間運営され、欧州連合とアフリカ連合間の協力のための枠組みを提供する。欧州連合は、EU早期開始基金から最初の3年間に500万ユーロを拠出するとしている。パートナーシップを通じて2020年までにアフリカで達成する目標は次の通りである。
・エネルギーアクセス：少なくとも追加的にアフリカ諸国内の1億人の人々が、最新で持続可能なエネルギーサービスを受給。
・エネルギー保障：大陸間の国際連系線の容量とアフリカ内における天然ガスの利用の倍増。
・再生可能エネルギーとエネルギー効率：水力発電を1万MW、風力発電を5000万MW、太陽光発電を500MW、他の再生可能エネルギーを3倍に拡張。【欧州委員会エネルギー総局】