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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、大規模産業施設のエネルギー効率改善に重点を置いた温室効果ガス排出許可指針を発行

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.11.26 【情報源】/2010.11.10 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、大規模産業施設の温室効果ガス(GHG)排出削減のために、各州排出許可発行当局に対し、エネルギー効率改善に重点を置いた許可指針を発行する。EPAは、GHG排出許可制度の円滑な導入に向けて州その他自治体との協力を進めており、大気浄化法に基づく従来の汚染物質対策と同様の方法で費用対効果の高いGHG排出削減が期待できるとしている。EPAは、許可発行当局が、GHG排出削減のための技術的実行可能性、コストその他の経済・環境・エネルギー面に配慮したうえで、最善の方法を選定するプロセス(利用可能な最善の制御技術(BACT)プロセス)を採用するよう推奨している。最終的な利用技術はケースバイケースで決めるべきものだとして、この指針では具体的な規制方法は定めず、GHG対策に必要な基本的情報と許可条件の適用例を示す。この指針に基づき、2011年1月に、発電所、石油精製施設、セメント製造施設等のGHG大量排出産業と許可当局が協力し、GHGを最小限に抑制するBACTを特定する。小規模排出源は、今回のGHG排出許可制度の対象に含まれない。【アメリカ環境保護庁(EPA)】

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