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環境ニュース[海外]

韓国、公共部門で温室効果ガス排出削減を牽引

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2011.01.20 【情報源】その他/2011.01.06 発表

 韓国環境省は2011年1月5日、低炭素グリーン成長基本法に基づき、温室効果ガスとエネルギーに関する公共部門の目標を管理するシステムを公表した。システムの対象となるのは中央官庁、地方自治体、公共機関、公立大学やその付属病院など774組織。対象組織には、温室効果ガス削減目標を定めて毎年達成することが義務づけられ、2015年までに2007〜09年の平均年間排出量比20%以上の削減をめざす。このシステムでは、エネルギー使用量にも目標値を設け、その達成度をチェックして管理する。システムを所管する環境省が対象組織から提出される実施計画を検討し、実施結果は環境省、行政安全省、知識経済省が合同で評価する。公共部門が所有する建物と車輌はすべてシステムの対象となるが、国家の安全保障と治安に関する施設や小中高等学校など、適用除外となるものもある。全体的なプロセスは、韓国温室効果ガスインベントリ・リサーチセンターが作成したシステムを通じてオンラインで管理するという。【韓国環境省】

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