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環境ニュース[海外]

ドイツ、飲料水に関するパンフレットを公表

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2011.05.09 【情報源】ドイツ/2011.04.14 発表

 ドイツ連邦環境庁は、パンフレット「飲料水のすべて」を公表した。ここでは、飲料水とその供給網に関する詳細な情報が掲載されている。例えば、飲料水に関しては、含まれるカルシウム、マグネシウム、硝酸塩といった物質の健康への影響について、飲料水を要因とする病気を回避する方法について、全ての知見が詳細に示されている。飲料水の供給に関しては、技術とロジスティックについて情報が掲載されている。ドイツ国内には、地球12周分以上に相当する合計50万キロメートル以上の供給網が張り巡らされており、水道会社の漏水や腐食を防ぐ取り組みは、国際社会においても高い評価を受けている。また、建物内の供給管の素材に、地域の水質と適合したものを選択しており、これについてフラスバース長官は、「飲料水設備に関する作業は、地域の水道会社から指名された専門家のみ実施可能である。水質に適した正しい素材を用い、病気の発生の回避を確実にすることが求められる」と述べた。2013年以降、飲料水に含まれるの上限値は、1リットルにつき0.010グラムとなり、これを達成するためには、を用いていない供給管が必要となるが、普及は進んでいない。【ドイツ連邦環境庁】

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