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環境ニュース[国内]

徳島県 新築住宅対象のエコポイント ウッド通貨交付で林業再生へ

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2011.07.21 【情報源】地方自治体/2011.05.18 発表

 徳島県は、県産木材を使用した新築住宅を対象に住宅エコポイント「ウッド通貨」を交付する事業を開始した。ウッド通貨とは、住宅に使用する県産材が固定する二酸化炭素(CO2)量に応じて提供されるエコポイント。1ウッドは1万円に相当し、県産材でできた机やドアなどと交換することができる。
 外国産の輸入木材に押されているスギなどの県産材の需要を喚起し、林業再生を図るのが狙い。ウッド通貨の交付は4月1日以降に着工した新築住宅で、来年3月末までに完成するものが対象となる。県産の木材を10m3以上使用し、総量の50%以上を占めることが条件で、県外で建てる住宅にも適用される。
 県産材使用量に応じて交付額は増え、上限は40ウッド。耐震性が高い構造の住宅にした場合は10ウッド上乗せするなどの特例もある。適用期間は12月28日まで。
 県林業振興課では、経済の低迷で伸び悩む林業の復活につながってほしい。県外の人も利用してもらいたい」と期待している。 農林水産部林業飛躍局林業振興課 TEL:088-621-2448 【徳島県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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