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環境ニュース[国内]

世界資源研究所、フォーチュン500社の企業と、持続可能な低炭素社会に必要な新たな経済モデルを考える「次の実践合同研究」を開始

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2011.08.16 【情報源】/2011.07.28 発表

 世界資源研究所(WRI)とフォーチュン500社は2011年7月28日、低炭素社会における経済成長の実現手段を探るため、「次の実践合同研究」(Next Practice Collaborative)に着手すると発表した。これまでは各企業が地道に環境対策などに取り組み、相応の成果を上げてきたが、今後はそれを強化するというよりも、全く新しいアイデアに基づくビジネスおよび金融モデルの創出が求められている。この研究では、参加企業が業種の枠を超えて協力し、優位な競争力を備えた新機軸を生み出す低炭素ビジネス戦略を考え、将来的なビジネスチャンスを獲得することで業界構造に変化をもたらすことをねらう。例えば、セメックス社は、急速な都市化の進む南米などの途上国において、低所得者向けに、環境配慮型の設計及び材料を用いた持続可能な住宅の供給を行い、新たな金融モデルの先駆けとなることを模索している。取得可能な住宅市場を創出し、同時に地域コミュニティに貢献することを目指すという。こうした新事業について、この合同研究では、専門家からの助言も受けられる。【世界資源研究所(WRI)】

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