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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、ダイオキシンの発がん性以外の毒性再評価を完了する計画を発表

健康・化学物質 ダイオキシン】 【掲載日】2011.09.12 【情報源】/2011.08.29 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、2011年8月29日、「ダイオキシンの毒性に関する主要項目再評価と科学アカデミー(NAS)のコメントに対する対応」と題する報告書について、発がん性以外の再評価を完了させ、2012年1月末までにデータベース「統合的リスク情報システム」(IRIS)に掲載する計画であると発表した。発がん性に関する再評価は、その後できるだけ早く完了させるという。再評価を発がん性とそれ以外の部分の2段階に分けたのは、この再評価報告に対して2011年8月26日に出された科学諮問委員会(SAB)の最終検討報告書の内容を受けてのことである。また、このEPAの再評価報告は、同庁が2003年に発表したダイオキシン評価ドラフトに対し、科学アカデミーがその検討報告書で示した提言とコメントに応えたものでもある。環境中のダイオキシン濃度は1970年代初めから低下しているものの、土壌や底質から放出されて食物連鎖に入り続けているため、依然として懸念されており、連邦や州の規制や浄化措置の対象となっている。【アメリカ環境保護庁(EPA)】

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