アメリカ環境保護庁ら、電気電子廃棄物の適正処理を目指す国家戦略の推進のため回収リサイクル事業者を視察

【ごみ･リサイクル リサイクル】 【掲載日】2011.10.27 【情報源】／2011.10.14 発表

　アメリカ環境保護庁は、一般調達局（GSA）及び州・地方の関係者と、電子機器の責任ある設計、購入、管理及びリサイクルを目指す「国家電子機器管理戦略」推進のため、電子機器リサイクル業者を視察した。視察先はニューハンプシャー州のRMG社で、電子廃棄物の回収・リサイクルの牽引者であり、第三者認証のR2（責任あるリサイクル）プログラムの認定を受けている。
　この国家戦略では、具体策として、より効率的で持続可能な電子機器の開発、連邦省庁における責任ある電子機器の購入・利用・再利用・リサイクル、消費者へのサポート、国際的電子機器管理におけるアメリカの役割強化等が計画されている。企業における認定リサイクル業者の使用と、廃電子機器の安全で効果的な管理、産業界との協働も戦略の重要な要素で、リサイクル市場の発展による雇用の創出を目指している。また、GSAによる環境性能基準外製品の締め出しやEPAとの協働による新基準の開発、使用済み機器の追跡方法の策定も始まっている。【アメリカ環境保護庁（EPA）】