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環境ニュース[国内]

生物多様性条約事務局、生物多様性条約を支援する地方自治体のモデルとしてエドモントン市を賞賛

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2011.10.31 【情報源】/2011.10.18 発表

 2011年10月18日、生物多様性条約(CBD)事務局は、カナダのエドモントン市が生物多様性条約の理念を市の長期的な戦略計画に組み込んでいることを称え、CBDを支援する地方自治体のモデルであるとの声明を発表した。長期的な戦略計画とは、「The Way We Green」と題する同市の環境戦略計画のことであり、2011年7月20日に市議会が承認したものである。計画では、今後30年の目標として、同市を環境的に持続可能で回復力のある都市にすることを掲げている。
 エドモントン市のこうした取組は、第10回CBD締約国会議決議X/22とその附属書(「生物多様性のためのサブナショナル政府、都市その他地方自治体に関する行動計画」)に対する締約国の実施を、地方自治体レベルで補完する必要性を認識してのことである。カナダでは、こうした地方自治体の取組を、カナダ環境省が国際環境自治体協議会ICLEI)と連携して支援している。
 エドモントン市は、ICLEIの「生物多様性のためのローカルアクション(LAB)プロジェクト」に参加したパイロット都市であり、都市生物多様性指標(シンガポール指標)を最初に試行した都市の一つでもある。【生物多様性条約事務局】

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