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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、大気質モデル(CMAQ)の新バージョンを発表

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2011.11.02 【情報源】/2011.10.19 発表

 アメリカ環境保護庁は、コミュニティ・マルチスケール大気質モデル(CMAQ)の新バージョンを発表した。CMAQモデルは最新の気象データと大気化学データを用いて、気象条件と汚染がどのように相互作用するか、汚染がどのように気象を変化させるかをシミュレーションするもので、今回発表されたバージョン5を使うと、個々の市や町について、これまでよりも高解像度で狭い範囲の大気質を分析することも、また、北半球全体の大気質をシミュレーションすることも可能になる。広域スケールで応用できることから、科学者は地球規模で大気汚染がどのように移動するかを理解できるようになり、政策決定者に対して、大気質を管理し国民の健康を守るために必要な情報を提供できるようになる。このモデルは、工学、化学、数学、コンピュータサイエンス、大気科学、気象学の科学者たちの協働研究の成果であり、他の大気質モデルのデータを用いる機能も備えていることから、これまでよりも柔軟に、複雑化する大気汚染問題を扱うことができる。【アメリカ環境保護庁(EPA)】

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