一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

韓国、国立公園の自然生態系の健全性評価システム開発を計画

自然環境 自然公園】 【掲載日】2011.12.07 【情報源】その他/2011.11.23 発表

 韓国国立公園管理公団(KNPS)は、国立公園における生態系の保全状態を明確にするため、国立公園生態系の健全性評価システムを2012年に導入する予定であると発表した。同システムにより、各国立公園生態系が健全に保たれているかを調べ、評価の低い国立公園については、その原因究明と対策計画の策定が行われるという。KNPSは、評価対象の国立公園に対し、サンプル区画を選定し、植生鳥類、爬虫類、両生類、魚類、大型の底生無脊椎動物、海草類、海洋底生無脊椎動物絶滅危惧種、外来植物の10分野の調査研究を実施し、種の多様性、生態系擾乱等5つの指標で査定して、全体的な評価を、「非常に良い」から「非常に悪い」の5段階に格付けする。全国の国立公園のうち、2012年は19ヶ所が実施対象となる。2013年から5年間かけて指標を改善し、さらに、より正確な情報提供のために他の環境分析方法も開発する計画だという。【韓国環境部】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース